『ドクリツ!』

会社から独立して自由な働き方を目指す人のための情報サイト。

世界的ベストセラー『サピエンス全史』を知ってますか?ビルゲイツ、ザッカーバーグ大絶賛の一冊

こんにちは、道玄坂学徒です。

2017年しょっぱなから凄い本に出会ってしまいました。

今、世界的ベストセラーとなっている『サピエンス全史』です。

先日のNHKクローズアップ現代の特集で知って読んでみたのですが、この本はマジで面白い!!

マイクロソフトのビルゲイツ、フェイスブックのザッカーバーグ、堀江貴文さん等の名だたる著名人が大絶賛している本です。

スポンサーリンク

 

『サピエンス全史』って?

『サピエンス全史』は2014年に出版されてから世界中で200万部以上もの大ベストセラーになった本です。

マイクロソフトのビルゲイツ、フェイスブックのザッカーバーグ、堀江貴文さん等の名だたる著名人が大絶賛していて、ザッカーバーグさんにいたっては「今年の一冊」に挙げているほど。

2016年後半に日本語訳が出てから日本でもバカ売れしています。本屋さんでは山積みされてましたよー。

 

内容としては私達人類のホモ・サピエンスという生物の歴史の本です。

一見つまらない本に感じますが、数万年前のホモ・サピエンスの誕生から、人工知能や遺伝子操作などの最先端テクノロジーの先にある未来の話まで一冊の本に詰め込んだ壮大なストーリーになっています。

今すぐ生活に役立つというわけではないけれど、人生観を根底から考えさせられるような深みのある内容になっています。

 

この本では人類の歴史は3つの重要な革命によって決定付けられたとされています。そそれは「認知革命」「農業革命」「科学革命」です。

 【認知革命】フィクションを信じる力が人類を特別な生物にした

まずいきなり面白いのが「認知革命」です。

フィクションを信じる力が人類(ホモ・サピエンス)を特別な生物にしたという話です。

我々とは祖先が違うネアンデルタール人がホモ・サピエンスに駆逐された話が出てくるのですが、その力の源泉になったのがフィクションを創造してそれを信じる力だというのです。

人間は150人を超える集団は直接は管理できないことが社会学の研究で分かっているのだそうですが、集団の一人ひとりがフィクションを信じて行動すると目的に沿った大規模な組織的行動が出来るようになります。

ホモ・サピエンスだけがその能力を持っていたからこそ、身体能力的には勝てないネアンデルタール人を駆逐し、最終的には地球上に君臨する生物になったのでした。

 

このフィクションのを創造して信じる能力は現代の我々の生活のあらゆるところに根付いて複雑な社会を形成しています。

お金に価値を感じるのも、宗教が信仰されるのも、国家の存在も、法律の存在も全て人類が歴史の中で作り上げてきたフィクションなのでした。

 

学徒はこの部分を読んだときに真っ先に日本の長時間労働が頭に浮かびました。

諸外国では当たり前のように実現されている当然の労働環境がなぜ日本だけ実現できないのか。要するに日本人はまだ「長時間労働をしてでも仕事を終わらせないといけない」というフィクションを信じちゃってるんだなぁと。

他にもいろんな社会現象をこの「フィクション」という考え方で捕らえられそうです。

【農業革命】農業で人間は不幸になった?

2つ目は「農業革命」について。

農業革命によって人類は飛躍的に人口を増やす事ができました。

しかし、確かに人類全体での生産量は上がったのですが、個人のレベルで見ると狩猟民族の方が労働時間が短かかったと考えられているようです。

また、農業革命により貧富の差や身分の差が生まれるようになりました。

 

農業革命は人類全体で見れば確かに種の繁栄をもたらしたのですが、個人レベルで見れば必ずしも幸せになったとは言えないようなのです。

 【科学革命】科学の発達は人を幸せにはしない?

3つ目は「科学革命」です。

1945年に核兵器が開発されてから人類は自分自身で種を壊滅できる力を持つようになりました。

さらに、 バイオテクノロジーや人工知能の出現で人間のこれまで持っていた生物的な限界まで超えようとしています。遺伝子操作で寿命を格段に延ばしたり、体の一部を機械に置き換えたサイボーグのようにしたり。

SFの世界の出来事だと考えられていたものの一部は既に現実になりかけています。

 

しかし、これらの科学の発達が必ずしも個人を幸せにしているわけではない事も事実です。

筆者は幸福とは結局のところ脳の中の化学物質の分泌によって決まるので、テクノロジーの発展や社会構造には関係ないのではないかという大胆な仮説を提供しています。

結局は脳内物質の変化によって幸福感が決まるなら、厳しい環境で生きて人類が狩猟生活をしていた時代も、物質的に恵まれた現代も変わらないし、場合によって絵は狩猟生活をしていた時代の方が幸せだったかも知れないというのです。

うーん、深いですねぇ。

感想

上下巻で500ページくらいある大作なので、学徒もまだ上下6割ずつくらいしか読んでません。

でも、どの章もとても読みやすく、教養としてとても面白い内容でした。

 

資本主義経済と言うフィクションが行き詰まりを見せる中で、人類は次のフィクションを考えていかなければならないのかもしれません。

また、自分にとっての幸福とは何かを真剣に考えることが必要だなぁとあらためて感じさせてくれた一冊でした。

Amazonのレビューを読んでるだけでも面白いので是非チェックするのをオススメします!

スポンサーリンク