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【証券アナリスト】試験の勉強は果たして投資に役立つのか?【考察】

ひとまず1次試験を終えて、ほっと一息しながら今ままで読みたかったけど試験が控えていたので読むのを我慢していた本をのんびり読む生活を送っている学徒です。
 
試験前は邪念だと自分に言い聞かせてあんまり考えないようにしてきたけど、最近ある考えが頭を離れません。

 

それは、

 

「証券アナリストの試験の勉強は果たして実際の投資に役立つのか?」

 

という疑問です。

 

試験勉強中にこれを考え出すと勉強したくないあまりに誤った結論を出してしまいそうだったのでなるべく考えないようにしてました(笑)

 

で、一応受かったかは分からないものの、一通り勉強して分かったことは、

 

「証券アナリストの試験勉強をしてもただちに投資で儲かるようになるということはない」

 

ということです。
まぁ、そんなに簡単に儲かるようになるわけないので当たり前ですがw

 

しかし、「証券アナリストの試験勉強をすることは無意味か?」と言われれば「決して無意味ではない」と言えると思います。

 

まず第一に何かを深く勉強する際には1度その分野を全体的に俯瞰するような勉強が必要だと思いますが、証券投資を何かしらのスタンダードなカリキュラムに沿って体系的に勉強しようと考えた場合に、現時点では証券アナリスト試験に代わるものは日本ではないと思います。公認会計士や税理士の試験は財務会計には強いですがポートフォリオ理論は専門外だし、経済学検定や統計学検定は財務会計が入っていません。財務分析と経済分析を一通りやったうえでの証券分析というカリキュラムがあるのは証券アナリストの試験だけなので、この分野を広く浅くまんべんなく勉強するには証券アナリストはもってこいだと思います!



第2にこれは文系の学問全般に言えることですが、教科書に載っていることがそのまま社会で使えるということは稀だけど、だからと言ってそれが無駄とは言えないと思います。学徒は法律、経済などは大学で一通り学びましたが、正直、今の会社でそれが役にたったことはほとんどありません(笑)でも、大学で学んだそれらの専門科目で登場する考え方は学徒の中にしっかり根付いていて、今では思想の大きなバックボーンになっているのは間違いありません。経済学の合理的経済主体という考え方や法学で出てくる「権利の上に眠るものは保護に値しない」といった考え方です。証券アナリストの試験も同じで一つ一つの問題は浅くてとてもそのまま投資で利益を上げることは出来ないけど、ROEを分解して個別に比較することで会社の経営の中でどこが収益に結び付いたのか分析したり、配当割引モデルを使って理論株価を出したりという問題を繰り返し解くことで学徒の中に今まで無かった発想が生まれたことは非常に意味のあるものだと思います。



こう考えてみると、勉強中は「こんなこと本当に意味があるのか?」と疑問に思っていましたが高い受講料と貴重な時間を割いて勉強した分の意味はあったんじゃないかなと思います。

 

証券アナリスト試験を勉強することのNPVはきっと学徒にとってはプラスだったと思うので、これから受けようと思っている人の中にはは受けようか迷ってる人もいると思いますが是非挑戦してみることをオススメします!実際、結構面白いですよ!!
 
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